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2026-05-11

Perfection

2026年の抱負。

今年の抱負

今年の人生のテーマを “Perfection”, すなわち「完璧」にする。

ここでいう完璧とは、欠点のない状態を目指すことではない。これまで見落としてきた粗さや妥協に気づき、細部まで意識を届かせ、物事への向き合い方そのものの密度を上げていくことだ。

小学生の頃、好きな四字熟語として「大胆不敵」を選んだことがある。強く意識し続けてきた言葉ではないが、今振り返ると、自分の性格や行動の傾向をよく表していると思う。物事を大きなスケールで捉え、時間軸や概念の枠を広げて考えることは、自分の強みだった。一方で、その強みに頼りすぎ、輪郭を掴んだだけで満足してしまうこともあった。

大胆さそのものが悪いわけではない。むしろ、それは自分の核にある大切な資質だ。ただ、その大胆さを理由に、細部を見ること、最後まで詰め切ることを疎かにしてきた部分がある。これから鍛えるべきなのは、大きく構想する力と、具体のレベルまで深く降りていく力を両立させることだ。

一流の人間は、大きなビジョンを描くだけで終わらない。スティーブ・ジョブズは未来のあり方を構想しながら、プロダクトやデザインの細部まで徹底的にこだわった。レオナルド・ダ・ヴィンチも、世界の構造を観察し、それを絵画や設計に落とし込んだ。彼らに共通しているのは、抽象的なアイデアを、他者が受け取れる具体の形にまで高めていることだ。

自分もそうありたい。空中戦だけで満足せず、地上戦まで降りる。大きな構造を捉えるだけでなく、それを形にできるほど鮮明に理解する。探究し、理解し、継承するという人生のテーマに対して、まだ「理解したつもり」で止まっている部分があるのだと思う。

だから今年は、80%で終わらせない。「なんとなくできた」「平均より上のものは出せた」という段階で満足しない。そこに見逃している誤差はないか。詰め切れていない部分はないか。受け取る人にとって、本当に形になっているか。そう問い続ける。